株式会社フランクリン・ジャパンが運用している、全国雷観測ネットワーク(JLDN:Japanese Lightning Detection Network)から観測された落雷観測地点データを、2次メッシュ別または市区町村境界別で集計したデータです。
本データによって、落雷の発生数の多い地域が判明し、大規模建物・土木施設等を建築する際の候補地の選定や事前調査などにご利用いただけます。
JLDNは、雷放電により発生する電磁波をセンサーで受信し、GPSから送られてくる正確な時刻情報をもとに、複数のセンサーからのデータを処理することで、雷放電の発生位置を標定し、雷電流の大きさを推定します。1つの雷に対し、常時平均6~7基のセンサーが参加する高密度のネットワークであるため、一部のセンサーの故障による雷の捕捉率の低下がほとんどなく、正確で信頼性のある観測が24時間リアルタイムで可能となっています。
広域において安定した精度の高い雷データを得ることができ、日本の陸域における観測精度は、捕捉率90%以上、平均位置誤差500m以下となっています。
